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 | つわり |
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普通は「つわり=吐く」というイメージの人が多いと思う。
しかし、実際の「つわり」は想像以上に辛く苦しい。
一言で言うなら「毎日が二日酔い!」本当にこんな状態なのです。
それなのに、世の中には「つわり」の情報が極端に少ない。
情報が豊富なネットの世界でさえ「つわり」について書いている人は少ない。 その理由を考えてみた。
・「つわり」は経験者にしかわからない。
・「つわり」が酷い時期にはとても日記なんて書いている余裕はない。
・「つわり」が終わると辛かった日々を忘れてしまう。
実際、妊娠してからできるだけ日記を書いたが、「つわり」がピークの3週間ほどは すっぽりと抜け落ちている。
たまに、忘れられない程苦しい「つわり」を経験した人は、「つわり」が終わった あとに「つわり」についてまとめて書いている人を
みかけます。
「つわり真っ最中の妊婦」にとっては、毎日が不安で不安でたまらないものです。
新しい「つわり」の症状が出るたびに、ネットで妊婦の日記を読み漁り、
自分と同じ「つわり」の症状の人を見つけては安心していました。
そんな私のつわりは、5Wくらいからはじまり14Wごろに終わりました。
症状は、最初はまさに二日酔い状態。目がまわる、気持ち悪い、
胃が痛い、眼精疲労が酷い・・・ その後は、食べづわりに変わり、何か食べていないと気持ちが悪い・・・
私は、ひたすら「茶碗蒸し」を食べていました。
ダシのきいたものを好んで食べていました。
その後、ピークといわれる3ヶ月の時には落ち着き、なんか気持ち悪いかな〜というのと、やたらとお腹がすく以外は、
特に不快な症状はありませんでした。
ところが、4ヶ月に入ろうと言う頃から酷い頭痛に襲われました。
耳の奥までガンガンして、起きていられません。頭痛以外にもさまざまな症状がでました。これで約3週間寝込みました・・・
この時期が1番辛かったです。。。 「つわり」がトラウマになる人がけっこういます。恐くて外出できなくなるのです。
私もそうでした。
毎日カーテンも開けずに部屋にこもって1日の大半を寝て過ごしました。
ある日主人が「今日は天気がよくて散歩日和だよ」と言いました。
私が「つわり」で引きこもっている間に季節が変わっていたのです(^^ゞ
主人と一緒なら・・・と、3ヶ月ぶりに散歩へ行きました。
そうしたら、とても気持ちがよく、空が蒼く、タンポポが咲き、緑がキレイでした。
これをきっかけに、私は「つわり終結宣言」をしました。 「つわり」が終わっても、疲れやすい体に変わりはありませんが、
安定期に入ると「出産」が現実的になり、とても楽しい日々になります。
あんなに辛かった「つわり」が今はもう思い出せません。
女性とは便利にできていますね(笑)
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 | 妊娠すると世界が変わる |
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妊娠した!とわかったその日から、人生180度変わります。
(望まれた妊娠に限るかもしれませんが・・・)
今までうるさいだけだった子供が可愛らしく見えます。 街を歩いている、妊婦さん、親子連れ、
特に小さい赤ちゃんに目が行きます。
勿論、テレビ番組の趣味も変わります。今まで興味のなかった
「5つ子ちゃん」「小児病棟24時」
「愛子さま1歳」など、
子供や妊婦のでる番組 をみるようになります。 また、人の名前」が「気になります。これは、子供の名前を考えるためです。
他には、たまごクラブを買ったり、異常に涙もろくなったり、心がやさしくなります。
つわりの期間は「子供なんていらない!」と思う程辛いですが、それを過ぎれば
とてもとても幸せな日々が待っています。
もう、仕事なんてしたくなくなります(笑)しかし、料理はするようになります。
お腹の赤ちゃんによい栄養を・・・と思うと自然と手料理になるのです(笑)
幸せだけでなく、不安も大変多いですが、それは赤ちゃんを守ろうとする
母性本能の表れです。
妊婦は無意識にお腹の赤ちゃんを守ろうとしています。 買い物や金銭感覚も変わります。
自分の物を買うことが減り、 子供を考えたものを買うようになります。全てが子供のための買い物なのです。
まだ産まれてないのに、生活全てが子供中心です。
毎日自殺を考えていた人間が生きよう!と思う程、本当に人生が180度変わりますよ。 |
 | つわり中の食事 |
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つわりの時は、ひたすら食べたいもの、食べれるものを食べていた。 体重や栄養なんておかまいなし!
まぁ、つわり中はそういうもんさ。 マックのポテトにハマったなーんて話もよく聞く。
氷しか口にできないという酷い人もいる。
つわりの時は、何でもあり。それなのに「添加物の入ってるものなんか食べたら駄目!」
なんて、同級生の先輩ママに
言われた日には 腹が立った! 「そりゃ、あんたは実家にべったりで子供も親に任せっきりで3食実家で食ってるんだから、
添加物なしで栄養のあるものを 3食作ってもらえるでしょーよ!!」
いくら先輩ママだと言っても、ぜーんぶ実家の母親にやってもらってる人間に言われたくない!
こっちは、つわりでほとんど寝たきり。
買い物にも行けないし、料理なんてもってのほか! 手伝ってくれる人間だっていないんだ!
それに、いまどきの妊娠の本には、 「つわりの間は無理せず食べれるものを食べましょう」と書いてある。
ジャンクな食べ物にハマったという妊婦だって沢山いる。 栄養管理なんて、つわりが終わってからでいいと私は思う。 |
 | 体重・栄養管理 |
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今まで食べ物に無頓着だった私も、さすがに4ヶ月頃から食べ物が気になってきた。
特に、添加物や着色料。
しかし、これらを完全に排除するのは今の世の中無理な話・・・
できるだけ、気をつけてはいるけれど、全部を気にしたら食べれるものがなくなってしまう。。
私は大雑把に添加物を避けることにした。しかし、時々マックを食べたりしていた(笑)
気をつけて取るように心がけた食品は、
ひじき、じゃこ(しらす干し)、ほうれん草、牛乳、卵、豆腐、発芽米くらい。
あと、できればレバー(私は牛レバーが大好物だがなかなか売ってなかった)、豚肉(我が家は、肉類をあまり食べない)、
有機野菜、
かつおぶし、ごま、味噌汁、くらいかな? これらの食品で、妊婦に必要なカルシウム、鉄分、良質たんぱく質、
食物繊維は補えたと思う。
実際、私は貧血がなかったし、足がつることもなかった(カルシウムが不足すると「こむろがえり」と言って、足がつるらしい)。
発芽米を食べ初めて、妊娠前からの頑固な便秘も治った。 体重は5ヶ月までに5キロ太ったけど(食べづわりの影響。。。)
それから体重増加は止まった。尿検査にも問題なし。 私のお気に入りは、ひじきとじゃこの炊き込みご飯でした。
ひじきやじゃこって単体で料理しても沢山食べられないけど、炊き込みご飯にしてしまえば、
気づかないうちに沢山食べることができる。
おまけに本当においしかった。 あと、豆腐をおやつ代わりに食べていた。
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